御曹司は部下の彼女に仕事も愛も教えたい
先輩と小さな部屋へ入る。使用中にしておく。
「……香那ちゃん。さっきのイベントの準備要員になって欲しいんだけど、いいかな?」
「ええー!わ、わたし、先輩の仕事もあるし、無理です」
紗良先輩はにっこりした。
「んー。私の仕事は、他の人にもその間はやってもらうから大丈夫よ。あのイベントは絶対勉強になる。新商品中心だから、これからの会社の中心になる事務の子に入って欲しいの。私はもうこんなだし、香那ちゃんを推薦したからね」
な、なんですと?!
「先輩。ま、まさか……」
「そう。本部長にお願いしたからほぼ決定よ!」
嘘でしょ。どうして、本人の確認なくしてそういうことを……。