ニンゲンのぼうこう炎と、それにまつわるやらかしちゃったお話(実話)

クリニックの惨事

クリニックは閑静な住宅街にあった。
ドアを開けると、待合室で若い女性が二人ほど椅子に座っていた。

<女性専用だから、気兼ねがなくていいな>、そう思いつつ、
クリニックの受付に行くと、
受付のおばさんから、すぐに検尿のコップを渡された。

「すぐにおしっこを、取ってくださいね。
取ったら、すぐに小窓から検査室に出してください」

受付のおばさんは手慣れたように、検尿コップに識別シールを貼った。
「トイレから出たら、問診票の記入をお願いしますね」

「はい」
コップを受け取り、指示されたトイレに入る。

結構・・狭い洋式トイレだ。
すぐ横に、スライド開閉の白色アクリル板の小窓がある。
ここに出すのね。

まずは、大き目のバックをトイレのドアフックにかけ、心の準備をする。
中腰になり、コップに、ちょろちょろと入るよう、位置を調整して採尿は完了した。

汚さずに取れたので、ホッとして、便座に座った。

< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop