憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした




ん、…眩しい。


ごろっと体を転がしてぶつかった温もりに擦り寄る。
そうしてると優しい手が私を包み込んでくれるのが分かってて甘える。


相変わらずまつ毛が長くて綺麗な顔をしてる私の旦那さん
少し長めの前髪から見つめられると未だにドキドキしてしまう。


じっと見つめずきたのか、ゆっくりと瞼が開き、おでこをぶつけられる。

「何…、可愛い顔して。」

寝起きの掠れた声は私しか聞けないんだと思うと嬉しい。


「かっこいいな…って。」

「おねだりしてんの。」

「ちがっ…ん。」


ちゅっと音を立てて、そのまま首元に顔を埋める理玖


「……良い?」

「う、うん…っ。」


今日の朝方に寝落ちした体は完全に治ってはなかった。
私のを確認した理玖は「可愛い。」と笑って私に覆い被さる。


もう痛みを感じない体はすぐに快楽に呑まれていく。

初めては怖かったこの行為が、大好きな理玖を最大限に感じれる行為なのだとだんだんと分かってきた。


時折綺麗な顔を歪めて私の名前を呼んでくれる理玖がものすごく愛おしい。


体全部で理玖を感じれることが幸せでたまらない。


高校の時のことがあって、初めての時は何度も『止めるか?』と聞いてくれて、でも私は理玖だから大丈夫だと何度も言った。



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