憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした



そんな大ごとになるとは思わず、本当に夜鴉の解体だけで良いのか不安になる。

命を捨てるぐらいまでした方が…。



「東雲にお前らの命を狙わせるなんてことはしない。ここはただ場所を借りてるぐらいに思って良い。」


「いや…、」


「それより、俺ら遊蘭も解体しようと思ってる。」


「は?」



何言ってんだ…?




「去年から話してたんだけどね、今の遊蘭って理玖のカリスマ性に惹かれた奴ばっかで。俺らもうすぐ卒業するだろ?理玖がいなくなるタイミングで遊蘭も無くした方が良いって考えてたんだ。」

「それに、俺ら喧嘩なんてほぼしないから無くしても大丈夫かなって。理性のある奴ばかりで良い子たちだから。」



確かに、そこが夜鴉との1番の違いだ。
喧嘩がしたい奴は皆夜鴉を選ぶ。


「お前のところはそうはいかないだろ?」

「恐らく…。」


「だから夜鴉を解体した後、まだ族をしたい奴は審査に通れば紅蓮に入れてもらえるようにしとく。」



何、を言ってんだ…?


紅蓮って言えば、No.1の族だぞ?
そこに話をつけるって?


 
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