憧れのヒーローはヤンキー?いや、私の王子様でした
迎えた年越しの日
ケーキのバイトに年賀状の仕分けのバイトをした私はベッドでゴロゴロとしていた。
「彩〜?料理手伝ってー!」
「はーい。」
初めて手にしたバイト代は友達とバイト帰りに少し使っただけで引き出しにしまっている。
バイト中は考えなくて済んだ。
でも、携帯を手にする度に会いたい気持ちが湧いていた。
未だに登録できずにいる番号
名前も聞いたんだから登録すれば良いのに…。
女はヒーローじゃなくてお姫様に憧れるもんだぞ。
この言葉も何回も読んでる。
もう、ヒーローに憧れてない。
かっこいい王子様が迎えに来てくれるお姫様に憧れてるよ私
でも最近思ったことがある。
待ってるだけのお姫様にかっこいい王子様は現れないんじゃないかって。
努力しないお姫様なんていないはずだって。
そう思って、メイクなどを学んでいた日々を思い出す。
こんな部屋着でゴロゴロしてたらダメだ。
急いでクローゼットを開けて、デニムにニットを着る。