私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編

「あぁ………一応面会の規制かかっててな……
 本当は俺もダメって言われたけど幸輝と香音のお父さんが説得してくれて……特別に許可してくれた」

「そう……だったんだ………」

「栗原先生……俺に凄く申し訳なさそうな顔で家族しかダメって言って……それを聞いた幸輝達が……俺も家族だって言ってくれたんだ
 栗原先生も幸輝達におされて………上に掛け合ってくれたみたい
 それで…………何かあっても栗原先生が責任を取るっていうので許可がおりたらしいよ」

「栗原先生………そこまで……してくれたんだ………」

「…………俺もそこまでしなくていいって言ったんだけどな………せっかく許可がとれたんだから香音に会ってって言われたんだ
 栗原先生、自信あったんだって
 香音に俺を近づけても何も起きないだろうって
 逆に離した方が何か起きるんじゃないかって」

「…………そうかもしれないね」

「香音……主治医、栗原先生で良かったな
 あそこまでしてくれる先生……いないと思うぞ」

「そう……だよね……
  今度会ったらお礼する」

「そうだな………俺も栗原先生には凄く感謝してる」

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