私の人生を変えてくれた人  ~もし君が生きてたら~ 前編

「そっか……それで…関口先生は何で私に会いたいの?」

「香音……飛行機に乗ったの3月だろ?
 あの時……まだ在籍校が中学校なんだよ
 だから事故の連絡も学校にいって………香音が行く予定だった高校とのやり取りも全部、関口先生がやってくれた」

「そうだったんだ……」

「関口先生……香音が事故に遭ったって聞いて心配してた……今も……香音に会いたがってる」

「…………もう、新学期始まってるよね…?
 私のことなんか……忘れてるよ」

「忘れてないよ
 昨日も香音の様子はどうかって連絡きたから
 先生ってな意外と生徒のこと覚えてるもんだよ
 そんなすぐには忘れない」

「そうなんだ……」

「だから……無理にとは言わないけど会ってほしいかな
 香音のこと………卒業しても大切に思ってくれてるんだ」

「…………私も…会いたい
 卒業しても………気にかけてくれてるのは…嬉しい」

「香音…!
 後で連絡しとくな」

「うん
 ありがと」

「香音………やっぱり俺、嬉しい………
 香音の声……聞けて良かった……」

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