不埒な上司と一夜で恋は生まれません
時也はちょっとホスト風の色男で、初対面のとき、こいつとは話が合いそうにないと思ったのだが。
正反対のタイプなのがいいのか、なんだかんだで、よく一緒にいる。
「あ、和香ちゃんだ。
あの子、あの年入社の子の中では一番美人だよね」
「……そうか?
いやまあ、見かけはそうかもしれないが、あの性格で大きくマイナスだと思うが」
「ざっくばらんでいいじゃん。
っていうか、お前が同期でもないし、同じ職場でもない女子を個別に認識してるとは思わなかったな。
へー、そうか。
石崎和香ちゃんねえ」
と言って、何故か笑う。
深読みすんな、と思った。
石崎とはただ、酔って家まで送ってもらって。
……酔って家まで送ってもらっただけだ、と思ったあとで。
二回とも、ほんとうにただ、酔って送ってもらっただけだったな、と気づく。
正反対のタイプなのがいいのか、なんだかんだで、よく一緒にいる。
「あ、和香ちゃんだ。
あの子、あの年入社の子の中では一番美人だよね」
「……そうか?
いやまあ、見かけはそうかもしれないが、あの性格で大きくマイナスだと思うが」
「ざっくばらんでいいじゃん。
っていうか、お前が同期でもないし、同じ職場でもない女子を個別に認識してるとは思わなかったな。
へー、そうか。
石崎和香ちゃんねえ」
と言って、何故か笑う。
深読みすんな、と思った。
石崎とはただ、酔って家まで送ってもらって。
……酔って家まで送ってもらっただけだ、と思ったあとで。
二回とも、ほんとうにただ、酔って送ってもらっただけだったな、と気づく。