ウチの居候ヴァンパイアくん。


「最近全然お店にいないと思ったら、こーんなところでオバ…お姉さんとデート?どうしたのよ、前はそんなことしてなかったじゃない。」


ーー今オバサンって言いかけたよね!?


エミは由里をチラッと見てクスッと笑った。どう見ても由里を馬鹿にしているような雰囲気だ。


「ねえねえ、今度いつお店出るの?」


エミがアキラに尋ねるも、アキラは「もう俺は店辞めたから。」とやや冷たく返した。


「えっ!?そうなの?長期の休みですって店長から聞いたんだけどなあ。あ、もしかしてお店の固定客を増やすために、デートしてるの?」


「お店…?」


由里が疑問に思ったことを思わず声に出すと、エミは「えー、知らないんですかあ?」と、わざとらしく驚いて見せてから言葉を続けた。

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