恋は千年、愛は万年。
「はぁ!?お前それ本気で言ってるのか!?」
僕の言葉にトシくんや他の人達は“いやいやいや!”と真顔で手を全力で振った。
動きが揃いすぎて、面白い。
『えっ?』
「ソイツ壬生浪士組一ってくらい、面倒臭いからな!?」
トシくんの言葉に全員一致で頷く。
え、そうなの?
『おかしいなぁ、昔のソウ君は手のかからない子だったけど…』
昔なことを思い返して、首をひねる。
トシくんの家に滞在していた頃、ソウ君を叱った記憶はなかった。
お泊りしていた時も、礼儀正しかったし、ちゃんとご飯残さず食べるし、朝もきちんと起きてたのになぁ。
「それ猫被…「何仰ってるんですか、土方さん??」」
トシくんの発言を邪魔したソウ君は僕には見えないように黒い笑みを浮かべ、目を光らせていた。
(それ以上余計なことを言ったらどうなるか分かってますよね…?)
(((((ひぃっ!!)))))
そんな会話が目だけでされていたらしい。
その後、カチャリと刀を抜く音がしたとかしてないとか。
結局、僕はソウ君の小姓に決定した。