緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
それでも私がこの仕事を続けているのは花が好きだから、というのはもちろんのこと、私が育てた花や作った花束を見て喜んでくれる人の笑顔を見ると、とても嬉しいからだ。
花の処理が終わり、綺麗に咲き誇る花を店頭に並べ、開店準備が完了する。
「さあ、今日も一日頑張ろう!」
気合を入れた私は、ドアに掛けたプレートを「閉店」から「営業中」にひっくり返し、花屋「ブルーメ」の営業を始めたのだった。
* * * * * *
開店してから店を訪れるお客さんに対応している内に、お昼の時間をとっくに回っていることに気付く。
「あらら〜。もうこんな時間……」
昼時だからか、丁度お客の方も途切れたこともあり、私は少し遅い昼食を取るために、外へ出掛けることにする。
店の鍵を締め、ドアのプレートを「休憩中」に取り替える。
「あ、ついでにギルドへ行って球根を注文しなくちゃ」
この世界で商いを営む場合、商業ギルドに登録することが推奨されている。
花の処理が終わり、綺麗に咲き誇る花を店頭に並べ、開店準備が完了する。
「さあ、今日も一日頑張ろう!」
気合を入れた私は、ドアに掛けたプレートを「閉店」から「営業中」にひっくり返し、花屋「ブルーメ」の営業を始めたのだった。
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開店してから店を訪れるお客さんに対応している内に、お昼の時間をとっくに回っていることに気付く。
「あらら〜。もうこんな時間……」
昼時だからか、丁度お客の方も途切れたこともあり、私は少し遅い昼食を取るために、外へ出掛けることにする。
店の鍵を締め、ドアのプレートを「休憩中」に取り替える。
「あ、ついでにギルドへ行って球根を注文しなくちゃ」
この世界で商いを営む場合、商業ギルドに登録することが推奨されている。