緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
マイグレックヒェンには花にも葉にも茎にも全てに毒があるから、そのまま渡しても良いかどうか迷ってしまう。
「それがね、どうやらこの白いマイグレックヒェンには毒がないみたいなんだ」
「えっ?!」
私がキッチンに行った後、花畑の方を見ていたヘルムフリートさんが、何かを見ているジルさんに気付き近寄ってみると、白いマイグレックヒェンが置いていてすごく驚いたのだそうだ。
「思わず手で直に触ってしまったんだけど、身体防御の術式が発動しなかったんだよ」
魔術師団長であるヘルムフリートさんは、自己防衛のために常時いくつかの術式で自分の体を守っているのだと教えてくれた。
その術式の中には危険なものに触れると自動で発動するものもあるらしい。
「それが発動しなかったってことは、この花には毒がないということになるんだ」
更にヘルムフリートさんは「食事中に突然術式が発動する時があって驚くけどね」、と恐ろしいことをサラリと笑顔で言った。
……どうやら陰謀渦巻くドロドロの愛憎劇が王宮で繰り広げられているらしい。
「毒がないのなら、お譲りするのは構いませんけど」
「それがね、どうやらこの白いマイグレックヒェンには毒がないみたいなんだ」
「えっ?!」
私がキッチンに行った後、花畑の方を見ていたヘルムフリートさんが、何かを見ているジルさんに気付き近寄ってみると、白いマイグレックヒェンが置いていてすごく驚いたのだそうだ。
「思わず手で直に触ってしまったんだけど、身体防御の術式が発動しなかったんだよ」
魔術師団長であるヘルムフリートさんは、自己防衛のために常時いくつかの術式で自分の体を守っているのだと教えてくれた。
その術式の中には危険なものに触れると自動で発動するものもあるらしい。
「それが発動しなかったってことは、この花には毒がないということになるんだ」
更にヘルムフリートさんは「食事中に突然術式が発動する時があって驚くけどね」、と恐ろしいことをサラリと笑顔で言った。
……どうやら陰謀渦巻くドロドロの愛憎劇が王宮で繰り広げられているらしい。
「毒がないのなら、お譲りするのは構いませんけど」