時間が巻き戻って、心を入れ替えた悪役令嬢は何故か愛されるようになりました!
「それでも、俺は嬉しかったです。あそこで一生を終えるのは嫌ですから」
そう言ってもらえると、助けた意味がある。
自分のためにこの子を助けたけれど……
「そういえば、まだ名前を聞いてなかったわね。あなたの名前は?」
「イクスです」
「イクスね。さっきの貴族の男性には言ったけど、改めて自己紹介するわ。私はミルフィー・アイルデアよ」
自己紹介し終えると、ふと気になった。
それにしても……何なのかしら?
イクスの頭の上にある数字は……
何故か20という数字と隣にはパーセント。
そういえば、皇太子殿下の頭の上にも数字とその隣にパーセントが表示されていたような……