人肉病
言いながら自分の声が震えてしまう。
圭太への疑念が一気に膨れ上がってくる。
もしも圭太が、感染しないと予めわかっていたとすれば、私と一緒に行動し続けることも恐怖ではなかっただろう。


「圭太はきっとなにか知ってる。そう思うんだ」


直が確信めいた声色でそう言ったのだった。
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