人肉病
☆☆☆
車の音が聞こえてきて玄関付近で止まったかと思うと、チャイムが鳴ることもなくドアが開かれる音がした。
「圭太、いるのか!?」
玄関先から聞こえてきた男性の声にハッと息を飲んで圭太から身を離した。
ふたりでリビングへ向かうと、包丁を握りしめた直が待ち受けていた。
直はあごで玄関を刺し示す。
圭太は無言で頷き、ひとりでリビングを出ていく。
「こんなところにいたのか。どうしてもっと早く連絡してこなかったんだ」
「ごめん。充電するのを忘れてて」
「もういい。早く来い」
「ちょっとまって、部屋に荷物があるんだ」
圭太が再びリビングのドアを開ける。
その後ろから大柄な男性がついて入ってきた。
その姿を確認した瞬間、直は飛び出していた。
男性へ向けて包丁を突きつける。
車の音が聞こえてきて玄関付近で止まったかと思うと、チャイムが鳴ることもなくドアが開かれる音がした。
「圭太、いるのか!?」
玄関先から聞こえてきた男性の声にハッと息を飲んで圭太から身を離した。
ふたりでリビングへ向かうと、包丁を握りしめた直が待ち受けていた。
直はあごで玄関を刺し示す。
圭太は無言で頷き、ひとりでリビングを出ていく。
「こんなところにいたのか。どうしてもっと早く連絡してこなかったんだ」
「ごめん。充電するのを忘れてて」
「もういい。早く来い」
「ちょっとまって、部屋に荷物があるんだ」
圭太が再びリビングのドアを開ける。
その後ろから大柄な男性がついて入ってきた。
その姿を確認した瞬間、直は飛び出していた。
男性へ向けて包丁を突きつける。