人肉病
☆☆☆
救急車がグラウンドに停止したとき、ユカリは苦しげにうめき声を上げて空気を求めていた。
顔色は悪く、意識もあるのかどうかわからない。
先生や私達の呼びかけに反応することもなかった。
本当に危険な状態かもしれない。
全身から嫌な汗が流れてきたとき、ようやく救急隊員が教室内へ入ってきた。
が、それは医師ではなく、自衛隊の服を着た男性3人だったのだ。
自衛隊員の3人は大げさなくらいのガスマスクを身に着け、ユカリを見つけるとすぐに駆け寄ってきた。
「みなさん離れてください!」
ユカリの周辺から離れるように促されて、私と麻子ははじき出されるようにして教室の隅へと移動することになった。
それから自衛隊員はユカリの様子を観察し、なにかよくわからない言葉をいくつも交わしている。
その間にもユカリは苦しんでいて、教室の隅にまでそのうめき声が聞こえていた。
「なにしてるんですか! 早く病院へ運んでくれないと、長岡さんが危険だ!」
見かねが純一が叫ぶ。
自らもなったことがあるというアナフラシキーショックは、本当に死ぬほどの苦痛があるんだろう。
救急車がグラウンドに停止したとき、ユカリは苦しげにうめき声を上げて空気を求めていた。
顔色は悪く、意識もあるのかどうかわからない。
先生や私達の呼びかけに反応することもなかった。
本当に危険な状態かもしれない。
全身から嫌な汗が流れてきたとき、ようやく救急隊員が教室内へ入ってきた。
が、それは医師ではなく、自衛隊の服を着た男性3人だったのだ。
自衛隊員の3人は大げさなくらいのガスマスクを身に着け、ユカリを見つけるとすぐに駆け寄ってきた。
「みなさん離れてください!」
ユカリの周辺から離れるように促されて、私と麻子ははじき出されるようにして教室の隅へと移動することになった。
それから自衛隊員はユカリの様子を観察し、なにかよくわからない言葉をいくつも交わしている。
その間にもユカリは苦しんでいて、教室の隅にまでそのうめき声が聞こえていた。
「なにしてるんですか! 早く病院へ運んでくれないと、長岡さんが危険だ!」
見かねが純一が叫ぶ。
自らもなったことがあるというアナフラシキーショックは、本当に死ぬほどの苦痛があるんだろう。