S系外科医の愛に堕とされる激甘契約婚【財閥御曹司シリーズ円城寺家編】
「はい! どんな女の子になるのかな? この子も素敵な恋をする日が来るのかな」

 ほほ笑む和葉とは対照的に、柾樹は複雑そうな顔でぼやく。

「それはまだ……当分、考えたくもないな」
「あはは。あんまり口うるさくしすぎると、嫌われちゃいますよ」

 そう忠告したけれど、きっと彼は過保護なパパになるだろうなと容易に想像できた。
 柾樹は紗和から和葉に視線を移して、ふっと不敵に笑う。

「まぁ……紗和のことは……いつか、本当にいつかだが、送り出さないといけない日がくるんだろうなと覚悟はしてる。けど――」

 彼はグッと顔を寄せて、和葉にコツンと額をぶつける。

「和葉のことは絶対に放してやらないから、覚悟しておけよ」
「ふふ。その台詞、そのままお返しします。私も、なにがあっても柾樹さんと離れる気はないですから」   END
 





















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