春色ドロップス
 「実はさ、食事会の日程が決まったんだ。」 「へえ。」
「詳しいことはこれに書いておいた。 場所はつかさのおばさんがやってる食堂だよ。」 「あそこか。 しばらく行ってなかったなあ。」
「つかさと勉とぼくと折原さんと副担任のミナッチ。 それに彩葉。」 「そうなんだね。 ありがとう。」
「勉強のほうはどう?」 「今日はさあ国語をやってたの。 でも読みながら寝ちゃって、、、。」
「一人だもんなあ。 大変だよね。」 「でもさ、みんなのことを考えながら頑張ってるから。」
「そのうちに勉たちも来るってさ。」 「嬉しいなあ。 待ってるね。」

 食事会の日程表はこちら、、、。
日時=4月30日 日曜日 午後6時半から。
場所=さざ波食堂。
参加者は彩葉と仲のいい人たち。
 何で午後6時半からかって言うと彩葉のことを考えたから。 真昼間のお日様も元気な時に出てこいなんて言えないよ。
馬宮たちならそう言って誘ってくるんだろうけどなあ。 気になるのはミナッチ。
 唯一、彩葉とは初対面なんだ。 まああの性格だから仲良くなってくれるとは思うけど、、、。
 「さざ波か。 ずいぶんと行ってないなあ。」 「そうだっけ?」
「だって私が行ってたのは小4の頃だからね。」 「じゃあ久しぶりだね。」
 ぼくは国語のノートをチラッと見た。 「恥ずかしいなあ。」
「ぼくのほうがもっと恥ずかしいよ。 ここまで細かく書いてないんだから。」



< 17 / 17 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

私 ホームヘルパーです。

総文字数/265,756

恋愛(オフィスラブ)86ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 考えてみるとホームヘルパーは勇気と根性が試される仕事。 赤の他人の家で家事全般を任される。  相手は親戚でも友人でも知人でも知り合いでもない。 真っ赤な他人の世話をするホームヘルパーとは覚悟が無ければ出来ない仕事。 何も知らない他人と向き合う危険も伴う仕事。 それにどうやって体当たりで挑むのか?
浅黄色の恋物語

総文字数/123,631

恋愛(純愛)127ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
 高齢になると恋に憶病になる。 そしておっくうになる。 それでいいんだろうか?  人って一人では生きられない寂しがりな生き物。  どんなに強がっていたって心の何処かに寂しさを漂わせているもの。 そんな二人が出会ってしまったら、、、。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop