おにぎり屋さんのイケメン店長は、初恋の彼女を口説き落としたい。
「篠原さん。私、篠原さんのおにぎりいっぱい食べたいです。それに豚汁もお味噌汁も、だし巻き卵も……こんな食い意地張ってる私でもいいんですか?」
「もちろんです。好きなだけ作ります。毎日、花葉ちゃんが好きなもの作ります」
「ふふっ……篠原さん。私は、篠原さんと結婚します」
私がそう言うと「え」と目を見開いて驚いていて「これは夢?」とブツブツ呟いた。
「夢ではないです」
そう言って私は少し背伸びをして彼の唇に唇を重ねた。
その後、私と篠原さん……洸明さんは婚姻届を翌日提出した。そして婚約指輪はすっ飛ばして結婚指輪の代わりにネックレスをオーダーメイドをした。そのデザインはなかなか、ジュエリー高級専門店では売ってないモチーフだったから。
私たちの胸元には今もそのネックレスが輝いている……モチーフはおにぎりで、それをつけながら今日も楽しく二人でおにぎり屋さんは今日も開店時間を迎えた。
おわり


