王子様とお姫様の甘い日常
(やっば……心臓出そうだし)
俺は試着室のカーテンの向こう側を想像して、鼓動がどんどん駆け足になる。
(美弥のウェディングドレス姿か……)
ずっと見たかった美弥のウェディング姿がようやく見れると思うと、喜びよりも緊張が優ってくる。
「安堂様、奥様のご準備ができましたので、カーテンを開けても宜しいでしょうか?」
俺はウェディングプランナーの声にすぐに返事をする。
「お願いします」
そして、俺の目の前の真っ白なカーテンがゆっくりと引かれた瞬間、俺は言葉を失った。
純白のウェディングドレスに身を包んだ美弥が俺に向かって、戸惑いながら一歩歩み寄った。
「えと……ど、うかな?」
俺はまだ声が出ない。
こんな綺麗なものを目にしたのは生まれて初めてで、触れてもいいのか迷うくらい美しく、俺の心は美弥一色に染まる。
「颯?」
美弥が俺の目の前に立つと困ったような顔をした。
ウェディングプランナーが気を利かせて出て行くと、俺はようやく声を絞り出した。
「……マジで……言葉になんない」
「え?」
俺はガラス細工に触れるように、美弥の頬にそっと触れた。
「綺麗すぎて……触れたらまた俺の手からすり抜けていきそうで……」
美弥がレースのグローブを嵌めた掌で俺の頬に触れる。
「颯のそばにいる。どこにもいかない……だから……もう一生離さないでね」
「離すかよ」
俺はそのまま美弥の唇にキスを落とした。
その瞬間、俺は目の前のシンデレラから一生解けることのない魔法をかけられる。
──それは甘くて蕩けそうな、幸せという名の永遠の魔法。
俺は試着室のカーテンの向こう側を想像して、鼓動がどんどん駆け足になる。
(美弥のウェディングドレス姿か……)
ずっと見たかった美弥のウェディング姿がようやく見れると思うと、喜びよりも緊張が優ってくる。
「安堂様、奥様のご準備ができましたので、カーテンを開けても宜しいでしょうか?」
俺はウェディングプランナーの声にすぐに返事をする。
「お願いします」
そして、俺の目の前の真っ白なカーテンがゆっくりと引かれた瞬間、俺は言葉を失った。
純白のウェディングドレスに身を包んだ美弥が俺に向かって、戸惑いながら一歩歩み寄った。
「えと……ど、うかな?」
俺はまだ声が出ない。
こんな綺麗なものを目にしたのは生まれて初めてで、触れてもいいのか迷うくらい美しく、俺の心は美弥一色に染まる。
「颯?」
美弥が俺の目の前に立つと困ったような顔をした。
ウェディングプランナーが気を利かせて出て行くと、俺はようやく声を絞り出した。
「……マジで……言葉になんない」
「え?」
俺はガラス細工に触れるように、美弥の頬にそっと触れた。
「綺麗すぎて……触れたらまた俺の手からすり抜けていきそうで……」
美弥がレースのグローブを嵌めた掌で俺の頬に触れる。
「颯のそばにいる。どこにもいかない……だから……もう一生離さないでね」
「離すかよ」
俺はそのまま美弥の唇にキスを落とした。
その瞬間、俺は目の前のシンデレラから一生解けることのない魔法をかけられる。
──それは甘くて蕩けそうな、幸せという名の永遠の魔法。