王子様とお姫様の甘い日常
「あー、明日から?」
──『ですね、そろそろつわりも始まるかもだし安定期までは無理させたくないんで。ちなみにもう新しい秘書の募集、総務に言う前に僕がかけときましたから』
「了解……仕事早いな」
──『僕の大事な実花子が颯先輩にこき使われないように守ってやらなきゃですし、僕はこれから益々仕事に邁進するんで。だってもう一家の大黒柱ですもんね』
俺は色んなことをのみこむと、上機嫌な千歳との会話をさっさと終わらせようとする。
「……じゃあ、また明日な」
──『あ、颯先輩、いまテレビで記者会見やってますから見たほうがいいすよ、営業アシスタントも追加で募集しときますね。じゃあ失礼します』
「あ、おいっ……」
(営業アシスタント?記者会見?)
俺と千歳の会話を聞いていた美弥が、すぐにテレビをつける。そして、美弥がテレビを指差して大きな声を上げた。
「え!颯!麻美ちゃんっ!」
テレビの画面には『人気アーティスト足立京が電撃結婚!お相手は星川不動産の社長令嬢』の文字が踊り、京の隣で記者達のフラッシュを浴びる麻美が映し出されている。
「マジか」
「わっ、麻美ちゃんも妊娠三ヶ月だってー!どうりで最近めまいするって会社休みがちだったんだよね」
──『ですね、そろそろつわりも始まるかもだし安定期までは無理させたくないんで。ちなみにもう新しい秘書の募集、総務に言う前に僕がかけときましたから』
「了解……仕事早いな」
──『僕の大事な実花子が颯先輩にこき使われないように守ってやらなきゃですし、僕はこれから益々仕事に邁進するんで。だってもう一家の大黒柱ですもんね』
俺は色んなことをのみこむと、上機嫌な千歳との会話をさっさと終わらせようとする。
「……じゃあ、また明日な」
──『あ、颯先輩、いまテレビで記者会見やってますから見たほうがいいすよ、営業アシスタントも追加で募集しときますね。じゃあ失礼します』
「あ、おいっ……」
(営業アシスタント?記者会見?)
俺と千歳の会話を聞いていた美弥が、すぐにテレビをつける。そして、美弥がテレビを指差して大きな声を上げた。
「え!颯!麻美ちゃんっ!」
テレビの画面には『人気アーティスト足立京が電撃結婚!お相手は星川不動産の社長令嬢』の文字が踊り、京の隣で記者達のフラッシュを浴びる麻美が映し出されている。
「マジか」
「わっ、麻美ちゃんも妊娠三ヶ月だってー!どうりで最近めまいするって会社休みがちだったんだよね」