BABY主任は甘やかされたい~秘密の子育てしています~
「き、緊張して……」
「うん、俺も緊張してるよ」
彼が余裕そうにフッと微笑むから、全然緊張してるように見えない。ガチガチなの私だけじゃん。
「あの、えっと、シャワーとか浴びないんですか?」
「うん、石鹸の香りで帰りたい?」
「やっぱりいいです!!このままで!」
無理だ。みっくんと出掛けて、お風呂の香りで家に帰るなんて出来ない。恥ずかし過ぎる。
赤くなった顔を隠すよう下を向くと、くしゃりと髪の毛を掴むよう撫でられる。
温かくて大きな手。ふと顔を上げると、優しい笑顔。敵わないって思った。
ギシッとベッドのスプリングが音をたてる。
大きな手が直接肌に触れるから、平静でなんかいられなくて頭がおかしくなりそう。
ふにゃふにゃにされる胸元。ちゅうっと音を立てて舐めて吸われて、執拗以上に繰り返される胸の愛撫でに支配されていく。
「や……、み、みっくんておっぱい好きですよね?」
「んー、そうかな。普通だと思うけど」
「んんぁ……、ち、ちっちゃ子って好きですよね!希乃愛もおっぱい触ってきたり、お風呂で吸いたがったりすることあって……」
「ふーん。俺は希乃ちゃんと一緒なの?」
「ちが、違います……希乃愛はこんなに大きくな……あっ、やめ」
何を口走ってしまったのか、みっくんが少しムッと口をヘの字にしながら自身の上着を脱ぎ捨てた。
「香江ちゃんさぁ。俺のこと、子供だって思ってる時あるでしょ?」