BABY主任は甘やかされたい~秘密の子育てしています~
胸が苦しいほどに大きく高鳴ったと同時に、上半身裸の彼に目が釘付けになる。
骨格、筋肉、胸板。引き締まったウエストのライン。そこから目線を少し下にずらすと、ズボンの上から主張しているものがある。私とは全然違う、大人の男の人の体。
「お、思ってません!」
「はは、どうだろうな。香江ちゃんの嘘つき。思っててもいいけどね、半分ほんとだし」
「……きゃっ、」
直接抱き締められた。肌と肌が触れ合って、みっくんの固い体を感じる。ドクンドクンと、お互いの心臓の音も重なった。
「下、脱ごっか?それとも脱がしてあげようか?」
「じ、自分で脱ぎます!!」
今日、スカートで来れば良かった。
ボタンを外して下ろす動作がもたついて、その姿が滑稽にさえ思える。
ズボンのあとついてないかな?恥ずかしさと不安でいっぱいだけど、それよりも彼ともっとぎゅっとしたい気持ちが高まっている。
頼りないショーツ1枚になって、もう一度みっくんと抱き合った。相変わらずみっくんは胸に夢中だけど、大きな右手が太ももを撫でて、なぞって移動してくる。
「んんっ……待っ、」
「待てないよ」
ねっとりと音を立てて繰り返される口づけ。輪郭が分からないほどふやけてるのに、まだ弄ばれ続けられる私の胸が形を崩される。
体の中心部の熱が上がって、頭がボーッとしてきた。
「やぁっ、は、恥ずかしいです!」
「うん、大丈夫だよ」
「ちょっ、待って!!」
「香江ちゃん、力抜いて。大丈夫だからね」
「痛っ……、痛い!!!」