廻った世界で,また君と恋を紡ぐ。



「いいの? って,何が?」

「だってただでさえお姉ちゃんは部屋に籠ってるのに……妹と彼氏が出掛けたりなんかしたら嫌じゃない?」



それとも,お姉ちゃんと付き合ってる高峯さんがと私が,なんてあり得ないから。

寧ろ家族と仲いいのは嬉しいだけとか?

そんなに余裕持てるもの?

私の心が狭いのかなぁ。

私が同じ状況なら,自分がいないのにそんなの,どうして? ってなっちゃうかも。



「はぁ? かれ…………。あぁ,いーのいーの。私そんなの気にしないから」

「うーん。じゃあ,今週行く?」



本人の意思がまだだったと,私は高峯さんを見た。
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