LE CIEL BRILLANT 〜無職29歳、未経験の仕事に挑戦したらジュエリーデザイナーにこっそり溺愛されてました〜
* * *
「あら、顔がにやけてるわよ」
純麗に言われ、藍は回想から現実に引き戻された。
「そ、そうですか?」
無駄とわかりつつとぼけてみる。
「店長お手製の指輪もしっかりはめて、幸せそうよねえ。逆に、店長がはめてる指輪って、あなたが作ったんでしょ?」
「はい。ムーンストーンを使ってます。店長が手伝ってくれて……というかほとんどやってくれたんですけど」
「店長ね、この前自慢してたのよ。愛する人が石から選んで作ってくれたんです、って」
「そんな、恥ずかしい」
藍が照れていると、瑶煌が入って来た。
「朝礼を……。どうした?」
「なんでもないです」
慌てて答える。
「幸せそうねえ」
純麗が藍にささやく。
「……はい」
「言うわねえ」
純麗はそう言って外を眺めた。
ガラス越しに青空が広がっていた。
~終~
「あら、顔がにやけてるわよ」
純麗に言われ、藍は回想から現実に引き戻された。
「そ、そうですか?」
無駄とわかりつつとぼけてみる。
「店長お手製の指輪もしっかりはめて、幸せそうよねえ。逆に、店長がはめてる指輪って、あなたが作ったんでしょ?」
「はい。ムーンストーンを使ってます。店長が手伝ってくれて……というかほとんどやってくれたんですけど」
「店長ね、この前自慢してたのよ。愛する人が石から選んで作ってくれたんです、って」
「そんな、恥ずかしい」
藍が照れていると、瑶煌が入って来た。
「朝礼を……。どうした?」
「なんでもないです」
慌てて答える。
「幸せそうねえ」
純麗が藍にささやく。
「……はい」
「言うわねえ」
純麗はそう言って外を眺めた。
ガラス越しに青空が広がっていた。
~終~


