あの夏の君は何処へ?

玄関を出たらもう翔くんがそこに立っていた。


「あっ!翔くん久しぶりっっ!!」

私は翔くんを目掛けて思いっきり飛び込んだ。

「わぁっ久しぶり遥ちゃん、誕生日おめでと!去年より身長が凄く伸びてるね!」

「えへへ…でしょ!これから たっくさん寝て、いつか翔くんを越すからっ!」

「ふふっ...僕も負けないからっ!」

「よーしじゃあ海に行こう!」

そう言って私たちは海へと向かった。
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