束の間を超えて ~片想いする同僚兼友人に、片想いをした~ 【番外編追加済】
 いざ参りますかと二人で頷きあって玄関ドアをくぐった。

 母が出迎えてくれたから玄関先で軽く挨拶を済ませ、母の案内でリビングまで向かう。

 リビングに入ると、父はリビングテーブルについていた。

 裕哉はすぐ近くのソファーに座っている。洋輔が入ってきたことに気づくとガッツポーズを送っていた。洋輔のことを応援しているらしい。


 母が父の横の椅子に座り、彩子と洋輔は両親に向かいあうようにして座った。

< 228 / 273 >

この作品をシェア

pagetop