私 ホームヘルパーです。
 と思ったら息子君もバイトが休みとかで部屋に籠ってますねえ。 何してるんだろう?
興味本位でこっそり覗いてみますと、、、。 あらまあ、エッチな動画を拝見中ですか。
私だって我慢できなくなるわよーーーー。 ここ数か月、エッチしてないんだからさあ。
旦那様は残業とかで今夜も遅いのよ。 働いてくれるのは嬉しいけど、私も抱いてほしいわーーー。
え? おもちゃ?
使いたいけどさあ、二人が見てるのよ、恥ずかしいじゃないよ。
 欲求不満なのを抑えながら夕食を作っております。 娘ちゃんは寝てしまったようですねえ。
あらあら、息子君が食堂に入ってきましたよ。 なあに?
「母さんさあ、父さんとエッチしてるの?」 「ンブ、、、。」
いきなり聞いてくるから焦るじゃないの。 待ってよ。
「母さんさあ、おっぱい大きいよね。」 「な、何?」
私がもじもじしていると息子君がおっぱいを触り始めました。 「やだやだ。 やってないから敏感なのよ。 やめてよ。」
ってなわけで気付いた時には私は息子君の奴隷になってました。
あんなこと、こんなこと、、、何処で覚えてきたんでしょう? なんか気持ちいいのよねえ。
夕食を作っていることも忘れて弄ばれるだけ弄ばれて汗だくになっちゃいましたわ。 「母さん 気持ち良かったよ。」
「そう? それなら良かったわ。」 「母さんはどうだったの?」
「久しぶりに萌え捲くっちゃったわよ。 激しかったから。」 「じゃあ、夕食待ってるね。」
「ち、、、それだけか。」 私は裸になったまま、フライパンを持ち上げた。
「お母さん なんちゅう格好をしてるの?」 フラリと入ってきた娘ちゃん 私を見て唖然としてます。
「いっけねえ、忘れてた。」 私はもう恥ずかしいの何のって、、、。
でも、それから息子君は時々私を抱いてくれるようになりました。 「彼女が出来たら寂しくなるなあ。」
「そんなこと無いよ。 当分は彼女なんて居ないし、、、。」 「そんなこと無いでしょう? あんただって結婚するんだろうから。」
「まだまだ先だねえ。 当分は母さんで、、、。」 「アホか。 親子で愛し合うなんて変過ぎるわよ。」
「そうでもないんじゃないの? 母さん意外と可愛いし。」 「意外とって何よ 意外とって。」
そんなわけで旦那様が遅い時には息子君とイチャイチャしているいけないお母さんなのでした。

 6月になりまして、あっちでもこっちでも衣替えをしております。 当然、我が家でもそうなんですが、、、。
「よしよし。 夏用の服はこっちに入れたからオッケーね。」 娘の部屋のタンスを整理しております。
(あいつも高校生だ。 女らしくなったなあ。) そんなことを考えておりますと、封筒が、、、。
可愛い絵が描いてあるキャラクター物の封筒です。 中を見ると、、、。
あれあれ? 相手は女の子? そんな趣味が有ったの?
好きですとかなんとかって。 私の家族って何でこうも変なの?
あの旦那様に産んでもらった子供たちだもんねえ、、、それにしても変。
息子君はママとイチャイチャしてるし、娘ちゃんはレズ?
生まれ変わったらみんなでまともになりたいわ。

 んでもって仕事をしてましても、何だかニヤニヤが止りません。 公子さんに突っ込まれたらどうしようねえ?
事務所に行った時のこと。 運悪く公子さんしか居ません。
(あちゃ、、、一番うるさいのしか居らんやんか。 まずいなあ。) そう思っておりますと案の定、、、。
「ねえねえ武井さん、何ニヤニヤしてるの?」って聞いてきた。 「いえ、何も。」
澄ましていたはずなのに目がニヤニヤしてました。 「いいことしたんでしょう? 目が笑ってるわよ。」
「そうですか? 気のせいですよ 気のせい。」 「そうかなあ? 旦那さんとやったんでしょう? 若いわねえ あなた。」
公子さんは書類を見ながらなおも突っ込んできます。 「暫く間が空いちゃうと激しくなるのよねえ。 男も飢えてるのかなあ?」
(そんなこと言わないでよ。 ますます思い出しちゃうじゃないの。 バカ。) 「いいわよねえ。 確か武田さんの所には息子さんも居たわよねえ? 若い男に抱かれてみたいわーーー。」
(そんなこと言うなっての。 思い出すでしょうがよ。) 焦りまくりの私は用事を作って事務所から逃げ出したのでありました。
 「危なかったなあ。 あれ以上突っ込まれたら逃げられないわよ。 危ないんだからねえ、おばさんは。」 「ねえねえ、武井さん 何処に行ってるの?」
声を掛けてきたのは鈴子さんです。 ホッとしていたからまた緊張しちゃいます。
「いやいや、お昼でも食べに行こうかと、、、。」 「そっちは何も無いわよ。 警察に行くのかと思った。」
(なぬ? 警察?) 確かにそうだった。 こっちは警察だ。
「久しぶりにファミレスで食べない? おごるから。」 ラッキー!
というわけで鈴子さんと二人でファミレスへ、、、。 「ヘルパー 慣れた?」
「ええ。 鈴子さんのおかげで、、、。」 「公子さんも安心してるみたいねえ。」
あいつがかい? そのようには見えんけど、、、。
ペチャクチャと話しながら昼食を食べております。 鈴子さんはパスタですねえ。
私はちょいと控えめにハンバーグステーキを、、、。 ってぜんぜん控えめじゃないじゃないかーい。
 「武井さんって食べるのも豪快ねえ。 夜もさぞや激しいんでしょうねえ?」 「え? え? そんなこと、、、、。」
「私も子供が大学に入るまでは毎晩やってたわ。 でも今はねえ、、、。」 なんだか寂しそうな鈴子さん、、、。
うちの息子を貸しますなんて言えないしなあ。 「武井さんってさあ、性上位? それともバック?」
「あの、あの、あの、昼からそんな話は、、、。」 「そうよねえ。 ごめんねえ、武井さん。」
ますます寂しそうな鈴子さんだ。 嫌な予感が、、、。
 昼食を済ませたら私たちはそれぞれの仕事先へ向かいます。 鈴子さんはチラチラと振り返りながら行ってしまいました。
公子さんはというと、昼からは外勤らしく事務所には居ないようですねえ。 よしよし。
 3軒の仕事を終えて家に帰ってくると珍しく旦那様が、、、。 「お帰り。 疲れたろう?」
そう言ってお茶を出してくれました。 何か有るぞ。
優しくしてくれる時には必ずエッチが付いてくるのよ。 いつも大変だろうからって。
3人目を産めって言うのかい? 大変なのよ 出産って。
あなたは抱くだけだから楽だろうけどさあ、こっちはねえ。
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