私 ホームヘルパーです。
 次の日は日曜日。 この日ばかりは前もって休みを取っておきました。
それでもって昼まで布団の中でゴロゴロしてます。 竜岡さんにもたっぷりと抱かれちゃったんだしねえ。
 それにしても優しい人だったなあ。 いやいや早く一緒になりたいわ。
代行で帰ったのよね? 車はどうしたんだろう?
まあ私が心配することでもないんだからいいけどさあ。

 それにしてもさあ、何なのよ? 15歳で子供を産んだって? しかもばれそうだからって庭に捨てたって?
他人の家に死体を投げ込む女が居るかと思ったら庭に子供を埋める女が居る。 この国はどうなってんのよ?
 アメリカの大統領にハグしに行く総理大臣が居るかと思ったらホワイトハウスで踊り狂う総理大臣が居る。
そりゃあパホーマンスも必要でしょうよ。 でもそれをさあ、ネットでばらされるってどういうことなのよ? 頭おかしいわ。
 あそこまで踊り狂った総理大臣は見たことが無いなあ。 だからってみんなを兵隊にするのはやめてね。
通信傍受法もある程度は分かるけど、無制限な権力強化は反対だなあ。 あたしらのエッチな話も聞かれちゃうってことでしょう?
あのおばさんなら何処までやるか心配だなあ。 あんまりにも勝ち過ぎたもんだから。
 せいぜい260くらいで良かったのよ。 300は取り過ぎね。
 いろーんなことを考えながらボーっとしてます。 あの余韻が残ってるのよ 体に。
信二も大人になったわけだし百合子だって大人になるわけだし、どんな社会を作るのか見極めていかないとねえ。
 文科省もやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと私立大学を減らすことにしたのね? 20年遅過ぎるわよ。
大した授業もせずに定員割れを放置して金だけ貰ってる大学が多過ぎるのよ。 だから言ったでしょう?
都道府県に一つか二つ有ればいいのよ。 国公立と併せてね。
その代わりに専門学校をもうちっと手厚く増やしなさいよ。 技術者が少なくなってくるんだから。
 特に鉄工 陶芸 縫物ね。 んでもっと人間を感じられる科学技術を研究しなさいよ。
AIだとか何とかって言っても最終的には人間がどうするかなのよ。 そこが疎かになったら中国みたいになっちゃうからね。
 ついでにさあ、給付付き税額控除なんて考えてるみたいだけど「お金あげてるんだから黙ってなさい。」は無しよ。 そんな卑怯なことはしないでね。
ねえ、高市の叔母さん。
 でもやつならやりそうよねえ。 「みんなが認めてるんだもん。 やるわよ‼」って言いそう。
これまでのおっさんたちが如何にだらしなかったかってことよねえ。 特にあの大帝さん。
顔はでかいけどやることはしょぼ過ぎたわね。 あの変人だって大したこと無かったわけだし。
 安倍さんだって全体としては合格かもしれないけどどっか腑に落ちないのよねえ。 なんか物足りなくて。
見るからに悪人ってオーラはバリバリと感じたわよ。 日本はダメ人間が多いから。
 与党にダメ人間が多いから野党はゴミにもならないのよ。 ただただうるさいハエ。

 寝返りしながら何処まで転がったんだろう? 気付いたら窓の傍にまで来てたわ。
何か声が聞こえるなあ。 「母さん 何やってんの?」
「は? 何よ?」 「ぬいぐるみ抱っこしてどうしたの?」
「やべ、、、。 見られた。」 「何か慌ててるなあ。」
 目を覚ましてみるとパンダのぬいぐるみをしっかりと抱き締めておりましたわ。 欲求不満かーーーーーい?
ぼんやりと起き上がって辺りを見回すともう午後4時。 ずいぶんと寝てたのねえ。
 居間に入ると百合子がラーメンを作ってました。 「あんたが食べるの?」
「違うわよ。 お母さんに食べてもらおうと思って。」 「あらあら、優しいのねえ。」
「もっと甘えたいからよ。」 「何だいそりゃ?」
 モヤシだの豚バラだのキャベツだのいろいろと入った塩ラーメンですねえ。 美味しそう。
「昨日も甘えてきたんでしょう?」 「う、うん。」
「寝言言ってたから分かるわよ。」 「ね、寝言?」
「もっとしてーーーーーとか、それはダメーーーーーとか。」 「誰にも言わないで。」
「分かってるわよ。 竜岡さんにぞっこんなのは。」 (ギク、、、。)
「結婚するのも近いわね?」 「たぶんねえ。」
「たぶんねえ、、、じゃなくてさあ、、、。」 「そうねえ。 相手はおじさんだからなあ。」
「母さんだって立派なおばさんじゃない。」 「立派は余計だぞ。」
「じゃあ、ご立派なおばさんね?」 「猶更悪いやないかい。」
「ああ、怒った怒った。」 「まったくもう、、、。」

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