孤高のエリート社長は契約花嫁への愛が溢れて止まらない
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海野さんが来てから三日。秘書見習いだと言いながら、彼女の動きは深水さんとは全然違っていた。
いつもパンツスーツ姿で昼夜関係なく姿を現すけれど、私とはほとんど視線を合わさず鋭い目つきであたりを見回しながら携帯端末をチェックするばかりで、社長のサポートをしているようには見えない。
どうにも隙の無い彼女には気軽に話しかけられず、家にいるのになかなか落ち着かなかった。
来週のクリスマスもこんな状態なのかな。
リビングでツリーを飾り付けながらため息がこぼれる。
オンラインショップで購入したクリスマスツリーは私の肩くらいの背丈があるけれど、ホワイトカラーだから白と黒を基調とした穂高邸のリビングによく馴染む。むしろ一体化してしまうくらいだ。
でもシンプルにゴールドのオーナメントボールを提げればちょうどよい存在感を放つ。
飾り付けていくうちに気持ちが少しだけ浮上する。こうやってツリーを見ていると実家で過ごしたクリスマスを思い出す。狭い部屋に置けたのは小さなもみの木だったけれど、みんなでわいわい飾り付けをして楽しかった。
壱弥さんはクリスマスに興味がなさそうだな。
でもイヴには久しぶりに私がご馳走を作るつもりだった。