孤高のエリート社長は契約花嫁への愛が溢れて止まらない
さすが一流ホテルだと思った。このベッドルームだけでも私が暮らす1LDKの部屋より広いし、ただの寝具にすぎないベッドですらスタイリッシュな気配を漂わせている。枕やシーツやヘッドボードの素材、ひとつひとつが洗練されているせいかな。
なんて悠長に考えている場合ではなかった。
「あの、待ってください。私、そんなつもりじゃ」
「うるさい。いいからさっさと脱げ」
ジャケットを脱がされそうになって、慌てて体を引いた。
「私、本当にこんな」
「脱がないとシワに……まあいいか」
いきなり腕を掴まれたと思ったら、ベッドに放り出されていた。スプリングが驚くほど跳ねて体がバウンドする。
「ちょ」
なんというクッション性! 思わずシーツ越しに触り心地を確かめてしまった。同じベッドと呼ばれる寝具なのに、うちにあるものとはまるで違う。広々としたシーツの海はどれだけ寝相悪く転がっても彼氏に邪魔だと怒られなさそうだ。
――って、そうじゃなかった。
私に覆いかぶさるようにベッドに上がってくる男性に目をやる。シャツのボタンをあける仕草がやたらと色っぽい。顔がいいとなにをするにも絵になるんだなと思いつつ、ポケットからスマホを取り出した。
「本当に、やめてください。じゃないと警察を呼びますよ」
「好きにしろ」
なんて悠長に考えている場合ではなかった。
「あの、待ってください。私、そんなつもりじゃ」
「うるさい。いいからさっさと脱げ」
ジャケットを脱がされそうになって、慌てて体を引いた。
「私、本当にこんな」
「脱がないとシワに……まあいいか」
いきなり腕を掴まれたと思ったら、ベッドに放り出されていた。スプリングが驚くほど跳ねて体がバウンドする。
「ちょ」
なんというクッション性! 思わずシーツ越しに触り心地を確かめてしまった。同じベッドと呼ばれる寝具なのに、うちにあるものとはまるで違う。広々としたシーツの海はどれだけ寝相悪く転がっても彼氏に邪魔だと怒られなさそうだ。
――って、そうじゃなかった。
私に覆いかぶさるようにベッドに上がってくる男性に目をやる。シャツのボタンをあける仕草がやたらと色っぽい。顔がいいとなにをするにも絵になるんだなと思いつつ、ポケットからスマホを取り出した。
「本当に、やめてください。じゃないと警察を呼びますよ」
「好きにしろ」