孤高のエリート社長は契約花嫁への愛が溢れて止まらない
 いろどり亭の修造さんたちが言ったとおりだ。今、私に必要なのは休息だろう。いろんなことが起こりすぎて、きっと自分で思う以上に体も心も疲弊している。

「お言葉に甘えて」

 映画のワンシーンのように食事姿すらうつくしい敏腕社長と、傍らに立つプリティーなエプロンをまとった社長秘書。ふたりが私に視線を向ける。

 せっかく非現実的な世界に足を踏み入れたのだから、もう少し満喫してもいいのかもしれない。

「今夜、泊まらせてください」

 






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