ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
『パンとチーズと水だけでも、充分だと思うんだけどな。しかも、果物は最高に美味しいものが食べ放題だし……野営のごはんって、予想外に贅沢にゃんね』

 エリナがそんなことを考えているとは知らないので、ウィリオもルールーも「エリナ、無理はしなくていいからな。また王宮に歩いて帰るのが辛かったら、俺が負ぶってやるから」「わたしはいろいろな場所を巡っているから、たいていの食べ物は食べられるけれど、まだ子猫のエリナが口に合わないのは仕方がないことなのよ?」と優しく声をかけてくれた。

「大丈夫、わたしもみんなと一緒のものを食べたいにゃん」

「そうか。エリナは食に関することには好奇心が旺盛だからな」

 彼女の過去について少しずつ聞いていたルディは、エリナが無理をしていないことがわかっていたので「料理をするところを見に行こうか」と誘った。

 ウィリオとルールーは、まだ心配そうな顔で、調理スペースに向かうエリナの後についていった。
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