ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
 締めの試合がこんな感じではあったが、その内容は素晴らしいものだったので、盛況のうちに腕試し大会は終わった。
 となると、お次は夕飯の準備である。

「では、一斑から六班に分かれて、それぞれ料理の準備だ」

「はっ!」

 戦士たちは敬礼をすると、素早く各炊事場に駆け寄った。そこにはコの字型に石を積んだ横長のかまどが作られていて、上には鍋を吊るすための鉄の棒が渡されている。
 六つの班にはひとつずつのカレーライスを作るためのかまどがあり、それとは別に大きなかまども用意されていたが、そこにはまだ火が入れられていなかった。

「米と鍋、ヨシ!」

「カレー鍋、ヨシ!」

「カレーの材料、玉ねぎ、人参、じゃがいも、キノコ、豚肉、油、ヨシ!」

 彼らは野営でご飯を炊いたことはなかったが、カレーライスを食べたいあまりに真剣に鍋でのご飯の炊き方を練習し、マスターしていた。
 というわけで、ライスについては不安はないのだが。

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