ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜5
「そういえば、ずっと湖の中にいたらしいが身体が冷えていないか?」

「大丈夫です、ちゃんと着替えたから全然元気です。でも、おなかが空きました」

「それは健康的でよい」 

「魚獲り、すっごくすっごく楽しかったです。泳ぐのも潜るのも得意だから、全部楽しかったんです。魚を食べるのも、楽しみですっ!」

 鼻息の荒い子猫を見て、ルディは『魚を見ると興奮するのは猫族の本能なのかな?』と思った。

「焼くと骨が柔らかくなって、頭から尻尾までバリバリと食べられるそうですよ! バリバリバリバリと! これは絶対に美味しいやつですよね!」

「そ、そうなのか。それはよかったな」

 なんだか子猫に食いつかれそうな気分になって、狼隊長は無意識に一歩下がった。

「はい、よかったです! この湖は大きくて美味しいお魚が簡単に獲れるんですよ。ふふふ、まさに子猫の底力の見せ場でしたね」

 きらーん、と光る子猫の目を見て、これは狩人の瞳だとハッとするルディ。
 エリナの狩りを見ていないルディには、この巨大なクリスタルフィッシュを子猫が捕まえられるのかと信じられない気持ちがあるが、なにしろエリナはただの子猫ではないのだ。

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