交際0日ですが、鴛鴦の契りを結びます ~クールな旦那様と愛妻契約~
「あなたに出会えた事が心から嬉しい」
真っ直ぐに紡がれた彼の深い愛情に、じんわりと心が暖かくなる。目に涙を溜めて零れないように堪える私を、一織さんがぎゅっと抱き寄せた。
「私、記念日のこと、全然考えてなくて……夕飯、おでんですよ。記念日におでん作っちゃいました」
声を震わせて彼の胸の中で言うと、一織さんはふはっと吹き出した。
「この間は食べそびれたからな。小梅のおでん、楽しみにしていた」
そう言って私の肩に触れ、頬を伝った一筋の雫を拭う。
「お花…ありがとうございます。嬉しい。とっても素敵です」
「…また泣かせてしまったな」
「これは嬉し泣きだからいいんです」
「なら、まあいいか」
顔を見合せて笑い合い、どちらからともなく唇を重ねる。
「しょっぱいぞ」
キスで濡れた口元を拭う姿はそこはかとない色気を醸し出している。
蕩けそうになって、もっと欲しいと欲張りにもなってしまう自分がいる。
「そんな顔するなって。止められなくなるから、続きは後で。 デザートは最後に取っておかないとな」
とん、と私の唇に人差し指を当てていたずらっぽく笑う一織さん。
私は赤くなった顔を隠すようにブーケを抱いた。
一見クールな彼はちょっぴりいじわるで甘々で。
世界で一番愛する人。
あの日あなたに出会えた事が、何よりも嬉しい。
結婚半年記念日は、ひたすらに甘くて優しい、幸せに満ちた夜だった。
真っ直ぐに紡がれた彼の深い愛情に、じんわりと心が暖かくなる。目に涙を溜めて零れないように堪える私を、一織さんがぎゅっと抱き寄せた。
「私、記念日のこと、全然考えてなくて……夕飯、おでんですよ。記念日におでん作っちゃいました」
声を震わせて彼の胸の中で言うと、一織さんはふはっと吹き出した。
「この間は食べそびれたからな。小梅のおでん、楽しみにしていた」
そう言って私の肩に触れ、頬を伝った一筋の雫を拭う。
「お花…ありがとうございます。嬉しい。とっても素敵です」
「…また泣かせてしまったな」
「これは嬉し泣きだからいいんです」
「なら、まあいいか」
顔を見合せて笑い合い、どちらからともなく唇を重ねる。
「しょっぱいぞ」
キスで濡れた口元を拭う姿はそこはかとない色気を醸し出している。
蕩けそうになって、もっと欲しいと欲張りにもなってしまう自分がいる。
「そんな顔するなって。止められなくなるから、続きは後で。 デザートは最後に取っておかないとな」
とん、と私の唇に人差し指を当てていたずらっぽく笑う一織さん。
私は赤くなった顔を隠すようにブーケを抱いた。
一見クールな彼はちょっぴりいじわるで甘々で。
世界で一番愛する人。
あの日あなたに出会えた事が、何よりも嬉しい。
結婚半年記念日は、ひたすらに甘くて優しい、幸せに満ちた夜だった。