交際0日ですが、鴛鴦の契りを結びます ~クールな旦那様と愛妻契約~
「小梅、それは、」
一織さんは驚いている。でもやっぱり、一織さんをソファで寝かせるわけにはいかない!
「お互いに譲れないんですから、もう大人しく一緒に寝るしかありません! 一織さんは一緒に寝るの、嫌ですか?」
私はずるい聞き方をした。彼は優しい。嫌だなんて、私が傷つくと思えば言わないだろうから。
「…嫌なわけがないが…小梅は本当にいいのか?」
「結婚を決めた相手と寝られないなんて、私はそんな覚悟でここにいませんから!」
ここまできたらもう引けない。とことん振り切って、胸を張って答えた。
「…分かった。部屋に運ぼう」
一織さんは折れてくれた。
額に手をやり、困ったように笑う。
「小梅がアグレッシブなこと、忘れていた」
「や、やっぱり夫婦になるんですし、寝室を共にするくらいしなきゃですよ! ゆっくりお互いを知っていくのもいいですけど、少しくらい羽目を外して接近してみてもいいと思います!」
ベッドをダンボールのまま彼の部屋に運び入れるのについていくと、他の部屋とはまた違った落ち着いた雰囲気のそこに心臓の鼓動が速まる。
男の人の部屋という空間に入ったのは初めてで、どうしたらいいか分からなくなるのを誤魔化すようにそれらしい言葉を並べる。
一織さんは驚いている。でもやっぱり、一織さんをソファで寝かせるわけにはいかない!
「お互いに譲れないんですから、もう大人しく一緒に寝るしかありません! 一織さんは一緒に寝るの、嫌ですか?」
私はずるい聞き方をした。彼は優しい。嫌だなんて、私が傷つくと思えば言わないだろうから。
「…嫌なわけがないが…小梅は本当にいいのか?」
「結婚を決めた相手と寝られないなんて、私はそんな覚悟でここにいませんから!」
ここまできたらもう引けない。とことん振り切って、胸を張って答えた。
「…分かった。部屋に運ぼう」
一織さんは折れてくれた。
額に手をやり、困ったように笑う。
「小梅がアグレッシブなこと、忘れていた」
「や、やっぱり夫婦になるんですし、寝室を共にするくらいしなきゃですよ! ゆっくりお互いを知っていくのもいいですけど、少しくらい羽目を外して接近してみてもいいと思います!」
ベッドをダンボールのまま彼の部屋に運び入れるのについていくと、他の部屋とはまた違った落ち着いた雰囲気のそこに心臓の鼓動が速まる。
男の人の部屋という空間に入ったのは初めてで、どうしたらいいか分からなくなるのを誤魔化すようにそれらしい言葉を並べる。