たとえ君の記憶がなくなっても。



「ねぇ、私ユイトくんに家の場所教えたっけ?」



「……。家入ろう?」



ユイトくんは私の言葉を無視した。



というより、意図的に聞こえていないふりをしている。



どうして?



聞いちゃいけないことだったのかな?



もしかしてユイトくんは私のストーカーだったとか?



あの警告書もユイトくんが?



嫌な考えが脳裏を駆け巡り、そんなわけないと否定しながらユイトくんの家に入った。


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