離縁するのじゃ、夫様!──離縁前提婚の激重陛下が逃がしてくれず、結局ズブズブ愛され王妃に君臨するまで─

『増税への動きも見られ、市民への被害拡大も予想』

『最後の良心、王弟ルドルフ様に救いを求める声が集まる』


新聞をたたみ、農作業を進める領民に目を走らせてから、ザラはまたモミ茶を飲んで渋さを味わう。


「エド、貴族狩りから、どうやって民に利益を与えつつ国王を下りる気じゃ?」


新聞では散々、ダメ国王だと糾弾されている。だが、ザラはエドワードを疑うなど無駄なことはしない。


貴族狩りが、求婚の試練を乗り越えるための布石だとわかっている。
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