愛した人は剣奴だったから
先刻からレンシーはアデリアの三歩前を歩き続けている。アデリアは進みながらもモジモジしていた。
水を飲み続けたせいかもしれない。尿意が迫っている。オシッコをしたいと言葉にするのが恥ずかしかった。
「レンシー! 用が済むまでここで待っていて!」
「はぁ、用って何だよ?」
モジモジと下半身を揺らす様子を見て察したのか目許を緩めた。そして、どこかからかうように唇の端を上げた。
「ああ、便所か? 糞とションベンのどっちなんだ?」
「オシッコよ! どうしてここには便座がないのよ?」
「そんなもの別に必要ないだろう。しゃがんでオシッコすればいいんだよ」
素直にアデリアがしゃがみ込むと、そのままバランスが崩れてしまい、あえなく後ろにひっくり返ってしまっていた。
レナシーは吹き出すようにしてプッと笑った後、呆れたように言い捨てた
「マジで色々と面倒くせぇ奴だな!」
「だって、便座なしで、どうやってするのか分からないのよ……」
こんな事でアタフタするなんて滑稽だと分かっているけれど、涙目になっていた。情けないけれど尿意は迫っている。
「オシッコなんて女王もする。我慢は身体に悪いぜ」
いきなり手が伸びたのだきゃっ。声にならない悲鳴をあげて身をよじった。何をするのよと言う暇もない。レンシーはアデリアのトゥニカの裾をめくりあげて強引に下着の紐を解いてしまっている。
あっと赤面する。何もつけていない尻の間を夜の風がスーッ抜けていった。
「しゃがんでションベンすればいいんだよ。早く、出してしまえよ!」
もはや、膀胱が破裂しそうになっている。ここで放尿するしかないらしい。しかし、しゃがむとバランスを崩しそうで怖い。
ためらっていると、アデリアの背後から腕をまわして耳元で囁いた。
「こうやって脇の下を引き上げてやるから、とっととしゃがんでションベンを出してスッキリしろ」
レンシーは笑いたいのを我慢しているらしい。こんな恥しい格好になったのは初めてだ。
「早くしろ」
下半身を丸出しにしたまま顔が真っ赤になっていた。街道脇には無数の雑草が生えている。夜風に吹かれた草の先端がチクチクと尻に刺さり、色んな意味でこそばゆいのだが、もう、限界とばかりに放尿していたのだった。
「ねぇ、あたしのオシッコを見ないでね」
「そんなもん見るかよ!」
困った事にオシッコの流れは止まらなくて地面に水溜りができている。アデリは下着を調えながら目に涙を浮かべていた。
(やだー。こんなの馬鹿な子供みたいじゃないのよーーーーー! なんでこうなるのよ)
深夜に、こんな暗闇で何をやっているのだろう。
「終わったのか?」
「ええ、もう、済んだわよ!」
水を飲み続けたせいかもしれない。尿意が迫っている。オシッコをしたいと言葉にするのが恥ずかしかった。
「レンシー! 用が済むまでここで待っていて!」
「はぁ、用って何だよ?」
モジモジと下半身を揺らす様子を見て察したのか目許を緩めた。そして、どこかからかうように唇の端を上げた。
「ああ、便所か? 糞とションベンのどっちなんだ?」
「オシッコよ! どうしてここには便座がないのよ?」
「そんなもの別に必要ないだろう。しゃがんでオシッコすればいいんだよ」
素直にアデリアがしゃがみ込むと、そのままバランスが崩れてしまい、あえなく後ろにひっくり返ってしまっていた。
レナシーは吹き出すようにしてプッと笑った後、呆れたように言い捨てた
「マジで色々と面倒くせぇ奴だな!」
「だって、便座なしで、どうやってするのか分からないのよ……」
こんな事でアタフタするなんて滑稽だと分かっているけれど、涙目になっていた。情けないけれど尿意は迫っている。
「オシッコなんて女王もする。我慢は身体に悪いぜ」
いきなり手が伸びたのだきゃっ。声にならない悲鳴をあげて身をよじった。何をするのよと言う暇もない。レンシーはアデリアのトゥニカの裾をめくりあげて強引に下着の紐を解いてしまっている。
あっと赤面する。何もつけていない尻の間を夜の風がスーッ抜けていった。
「しゃがんでションベンすればいいんだよ。早く、出してしまえよ!」
もはや、膀胱が破裂しそうになっている。ここで放尿するしかないらしい。しかし、しゃがむとバランスを崩しそうで怖い。
ためらっていると、アデリアの背後から腕をまわして耳元で囁いた。
「こうやって脇の下を引き上げてやるから、とっととしゃがんでションベンを出してスッキリしろ」
レンシーは笑いたいのを我慢しているらしい。こんな恥しい格好になったのは初めてだ。
「早くしろ」
下半身を丸出しにしたまま顔が真っ赤になっていた。街道脇には無数の雑草が生えている。夜風に吹かれた草の先端がチクチクと尻に刺さり、色んな意味でこそばゆいのだが、もう、限界とばかりに放尿していたのだった。
「ねぇ、あたしのオシッコを見ないでね」
「そんなもん見るかよ!」
困った事にオシッコの流れは止まらなくて地面に水溜りができている。アデリは下着を調えながら目に涙を浮かべていた。
(やだー。こんなの馬鹿な子供みたいじゃないのよーーーーー! なんでこうなるのよ)
深夜に、こんな暗闇で何をやっているのだろう。
「終わったのか?」
「ええ、もう、済んだわよ!」