マイシス××。
頭がズキズキする。
右手を頭に当てようとしたのに動かなくて、うっすらと目を開けた筈なのに、私の視界は真っ暗なままだった。
「……!!」
身体を動かそうとしても何かが邪魔して動かす事が出きない。
頭が真っ白になるのと同時に、自分の身体がどうなっているのか分かった。
多分、椅子のような固いものに座らされている私は、両手を後ろで何かに縛られている。
何かで目が覆われて、両足首も何かで身動きが取れないようにされていた。
「……ッ」
突然の訳の分からない出来事に、言葉が出てこない。
誰かが頬に冷たくて細い何かを当ててくるから、背筋がゾクリとして息が止まうかと思った。
「あなた、何様なの?」