マイシス××。


後ろから女の子の声が耳に入った。
正確には、何かで変えられた声なんだと馬鹿な私でも簡単に分かる。


「何なのか聞いてるんだけど?」

「……」

「私はあなたに質問しているの。意味、分からないかしら?」

「……」

「新顔のくせにシグレとキスなんて、一体どういう神経しているのかしら」

続けられる言葉と共に、クスクスと複数の笑い声が聞こえてきた。

1人じゃないんだ。沢山いるんだ、と予測できない出来事に手足がガクガク震え出す。



「ぷっ、震えてるし」

「漏らしちゃうんじゃない?」

「普通にチョロそうじゃない」

なんて何人もの女の子の声が飛び交ってくる。
多分、この子逹の声色は変えていない。

上品そうなのに、それを普通に話していること事態が凄く怖くて全身に寒気を覚えた。


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