マイシス××。
「一体、もー何なの……」
白くて大きなベッドに勢いよく寝転がって、枕に顔を埋めた。
「何で私があんなめに合わなきゃいけないのよ」
昨日はじめて連れてこられたこの部屋は、この大きなお屋敷と同じであらゆるものが白い。
私が前に住んでたアパートよりも広い空間が広がっていた。
「学校なんて、あんなとこなんて行きたくない」
首筋に手を当てれば、1本の細い切傷が出来ているのが分かって、あの出来事が夢で無かったんだと嫌でも実感させられる。
「もう……帰りたい」
なんて声を荒げたところでじんわりと涙が溜まっていくだけで、溜め息と共に顔を上げればやっぱり白い空間が視界に入った。