マイシス××。


部屋の中にはお風呂もトイレもあって、私用の洋服もクローゼットに用意されていた。

大きな窓に白いカーテンが揺れて、ふわふわな白い布団に小さな頃に夢みたお姫様ベッドは高級そうなものなのだろう。


昨日はぐっすり寝てしまったけど、改めて見るととても綺麗でそれが返って全然落ち着かない。






「お母さん、元気かな……」


小さく呟いた言葉に、もちろん誰からの返事はない。


私だけこんな贅沢な場所にいていいのかな、なんて罪悪感に襲われて。
静かで色の無いこの空間に、寂しさで全てが覆われてしまいそうになった──。

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