麻衣ロード、そのイカレた軌跡⓽最終話/魂の交尾
エピローグという名のプロローグ/その3
二人の涙
麻衣の目は、自分の意思でケイコの目にクギつけにさせた
”決してお前から目を逸らさない、だからお前も直視し続けろ!”
服を脱ぐ麻衣は目でそう絶叫した
その麻衣は、すぐにケイコの真ん前で一糸まとわぬ全裸姿を晒した
「麻衣…」
「どうだ?全部だって、これが…。よく見ろって、おけい!」
麻衣は目の前のケイコへ、それこそ叩きつけるようにに叫んだ
ケイコはその叫びをがっちり受け止め、無言のまま裸の麻衣をこれでもというくらい、…見た
まさしく全部を
もはや視姦といっても過言ではないほど
そして…
...
「麻衣ー!」
ケイコもそう叫んだ
と同時に麻衣の体に飛びこみ、その勢いで二人は再び床に転がった
「麻衣ー!麻衣ー!」
「クソッ!これが全部だって…!おけい、テメーも見せろ」
「見て、麻衣!私も見せる!」
「脱げ、こんなもん…。クソッ…」
二人は体を引っ付けた状態で床に転がりながら、激しく叫び声を交わし合っていた
いや、情念のうめき声と言った方が正確だった
麻衣はすでに目を潤ませながらさらに叫ぶ
「脱げ!晒せ、全部だ!おけいー!」
ケイコの服は乱暴にはぎ取られていく…
やがてケイコも全裸を晒すと、二人は更に激しく抱き合った
...
二人は互いの名を呼びあいながら、ただ互いの体を貪るように求め、汗だくで裸体をぶつけ合っていく
もうどちらも意識はハイを極め、体の底から沸き立つ異様な高揚感は制御不能の域へと達する
ケイコの両目からも理由不在で涙があふれ、それは止まらない
麻衣の両目からの涙は流れるというよりも、まるで吐き出されるかのように飛び出して、それも止まらなかった
...
麻衣とケイコ…
二人は今、迷宮という、これから足を踏み入れる二人だけの異界を前にし、ただ涙を流し裸で抱き合っていた…
この時二人を待つ迷宮の核心地は、遠い静寂から解放された最中だった
そしてそこが再び眠りにつき、麻衣とケイコを噴出するのは、これからちょうど一年後の夏となる…
それは、ラストレジェンドへのスタートラインを意味した
その時、それぞれの迷宮から帰還を果たした懐かしい果実の面々も、この二人に吸い寄せられていくように、”かの場所”へと辿り着くはずだ
この夏のように、一斉発熱を経て…
麻衣ロード、そのイカレた軌跡
全話 ー完ー
注釈:このあと物語は、1年後の夏からを描く『ヒートフルーツ』最初期基軸ストーリーへと繋がります。
二人の涙
麻衣の目は、自分の意思でケイコの目にクギつけにさせた
”決してお前から目を逸らさない、だからお前も直視し続けろ!”
服を脱ぐ麻衣は目でそう絶叫した
その麻衣は、すぐにケイコの真ん前で一糸まとわぬ全裸姿を晒した
「麻衣…」
「どうだ?全部だって、これが…。よく見ろって、おけい!」
麻衣は目の前のケイコへ、それこそ叩きつけるようにに叫んだ
ケイコはその叫びをがっちり受け止め、無言のまま裸の麻衣をこれでもというくらい、…見た
まさしく全部を
もはや視姦といっても過言ではないほど
そして…
...
「麻衣ー!」
ケイコもそう叫んだ
と同時に麻衣の体に飛びこみ、その勢いで二人は再び床に転がった
「麻衣ー!麻衣ー!」
「クソッ!これが全部だって…!おけい、テメーも見せろ」
「見て、麻衣!私も見せる!」
「脱げ、こんなもん…。クソッ…」
二人は体を引っ付けた状態で床に転がりながら、激しく叫び声を交わし合っていた
いや、情念のうめき声と言った方が正確だった
麻衣はすでに目を潤ませながらさらに叫ぶ
「脱げ!晒せ、全部だ!おけいー!」
ケイコの服は乱暴にはぎ取られていく…
やがてケイコも全裸を晒すと、二人は更に激しく抱き合った
...
二人は互いの名を呼びあいながら、ただ互いの体を貪るように求め、汗だくで裸体をぶつけ合っていく
もうどちらも意識はハイを極め、体の底から沸き立つ異様な高揚感は制御不能の域へと達する
ケイコの両目からも理由不在で涙があふれ、それは止まらない
麻衣の両目からの涙は流れるというよりも、まるで吐き出されるかのように飛び出して、それも止まらなかった
...
麻衣とケイコ…
二人は今、迷宮という、これから足を踏み入れる二人だけの異界を前にし、ただ涙を流し裸で抱き合っていた…
この時二人を待つ迷宮の核心地は、遠い静寂から解放された最中だった
そしてそこが再び眠りにつき、麻衣とケイコを噴出するのは、これからちょうど一年後の夏となる…
それは、ラストレジェンドへのスタートラインを意味した
その時、それぞれの迷宮から帰還を果たした懐かしい果実の面々も、この二人に吸い寄せられていくように、”かの場所”へと辿り着くはずだ
この夏のように、一斉発熱を経て…
麻衣ロード、そのイカレた軌跡
全話 ー完ー
注釈:このあと物語は、1年後の夏からを描く『ヒートフルーツ』最初期基軸ストーリーへと繋がります。


