こころ、唄う。

刹那

刹那に舞い落ちる
さくらの花びらが
あたしの記憶を連れて
気持ちを撫でる


あなたとの出会いは
短くも長くも感じられた


始まりは瞬時に墜ちて
日を重ねる事に
恋色は鮮やかに
華やいでいた


終わりを告げられた
あたしは
今までの鮮やかにも
思えた景色が
静けさが増したように
殺風景に色褪せてった


恋の幸せは
刹那に輝いて
刹那に散ってしまったけど


今…
さくら舞い降りる中で
あたしの中で
あなたとの記憶は
何ページにも
綴られ永遠になる
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