こころ、唄う。

あなたの隣りで願う

あなたの隣りにいるのが
あたしなんかで
いいんだろうか..


そんなこと思う
あたしは本当に
あなたが好きで大切で
こんな幸福な日常は
はじめてで
戸惑ってばかりいるの


あなたはあたしに
たくさんの優しい愛を
与えてくれてるのに


年齢ばかり大人で
なにひとつ大人になれない
あたしは不器用に
時を過ごしてしまう


強く それでも優しく
繋いでくれる大きな手を
放したくない


あなたの隣りにいるのが
あたしでいいの?


そんなこと言ったら


あなたは怒るかな..?
悲しい顔をするのかな?


あたしはこれからも
あなたの隣りに
いられるよね


寒がりなあたしの手を
温めてくれる


あなたの優しい愛は
これからも
あたしだけのものだと
信じていたい


これからも
そばにいられることを
月明りに願った
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