こころ、唄う。

蝉は唄う

五月蠅いほどに
鳴き叫ぶ


夏の終わりを
悲しげに唄うよ


微かに伝う秋の香りが
別れを連れてくるのを
感じてるのに…


ほんの一時の幸せを
あなたに伝えたいから


唄うよ…声を張り上げて


恋の火が消えゆく
その時まで
途切れることなく


唄う…夏の終わり…
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