こころ、唄う。

まだ微かに残った
あなたが置いてった
温もりが
窓を開けるたびに
薄れてなくなる


あなたが
この狭い狭い部屋にいた


笑う顔は姿をなくし


こぼれ落ちてゆく
『愛してる』の声は
聞こえないまま
窓の外に逃げ出した


返らない声は
窓の外探しても
遠くて雲に隠れて
見えない…


こっち向いて、
笑ってよ


届く事なく
跳ね返る想いは


狭い部屋に埋もれてく
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