こころ、唄う。

当たり前な日常

君がいて僕がいて
当たり前な毎日が流れて


空はいつも色鮮やかに
顔色を変えて


ふたりの日常が
当たり前のように
時を歩いてゆく


ふたり出会うことなんて
ほんのわずかな奇跡


僕は君との出会いに
どれほどの想いを
覚えただろう


ひとつとふたつと
出会ってからの数は
たいして
重ねてはいないのに


これほどまでに
深く重ねられた想いは


君といる一秒…一分と
一瞬一瞬、心に
愛の層を造り上げてゆく


そして…いつしか
一つ屋根の下で
当たり前に流れてゆく
日常も深い愛になって


当たり前でもなくせない
大切な人になってゆく
ふたりの未来図を
描いてゆくんだ
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